「心の健康づくり計画助成金」は、受けやすいけど社会保険労務士が、あまり教えたくない助成金の一つです。なぜなら社会保険労務士が顧問料を頂いて指導すべきメンタルヘルス対策を「無料で専門化が指導してくれ、さらに計画作成をアドバイス」頂けるためです。しかも助成金100.000円も申請できるためです。
「心の健康づくり計画助成金」は会社にとってはメリットがたくさん。
主なメリットについては、
- 比較的助成金の申請が簡単
- どの業種でも申請可能
- 取り組むメリットがある
- 従業員の定着、企業ブランディングにも繋がる
- 従業員1人でも雇っていると申請できる
など多くのメリットがあります。
申請について、メンタルヘルス対策促進員(無料)にさまざまなアドバイスを頂きながら一緒に計画を作成し、「心の健康づくり計画」に取り組み実施することによって1企業100.000円の助成金が支給されます。では、「心の健康づくり計画助成金」の内容に入っていきます。
心の健康づくり計画助成金を受けるための要件は?
届出前に、次の6つの要件を必ず確認。
- 労働保険の適用事業場であること。(労災に加入していること)
- 登記上の本店又は本社機能があること。※個人事業主の場合、開業届を届出していること
- 無料訪問したメンタルヘルス対策促進員からアドバイスを受け、平成 29 年度以降、新たに「心の健康づくり計画」を作成すること。
- 作成した「心の健康づくり計画」を労働者に周知すること。
- 心の健康づくり計画」に基づき具体的なメンタルヘルス対策を実施すること。
- メンタルヘルス対策促進員から、メンタルヘルス対策が実施されたことの確認を受けること。
労災に加入している会社は、メンタルヘルス対策促進員からアドバイスを頂き「心の健康づくり計画」作成し、取り組むことによって要件が満たされる助成金です。
心の健康づくり計画助成金を 申請の流れは?
まず、メンタルヘルス対策促進員の予約をします。
予約は、お電話もしくは大阪の会社でしたらFAX申込を利用(下記よりダウンロード)し、産業総合保険センターへ依頼をします。
大阪以外の会社は、各都道府県の産業総合保健センターへご確認ください。
予約が取れたらその後、メンタルヘルス対策促進員と日程を調整し、各会社へご訪問下さいます。もちろん無料で出張費も無料です。
合計三回訪問下さり、アドバイスを頂きながら、計画作成→周知→実施しメンタルヘルス対策促進員の方の最終確認を頂いたら助成金の次は申請です。
心の健康づくり計画助成金を支給申請の流れは?
「心の健康づくり計画」取り組みが完了したら、次は支給申請です。
この取り組みは平成31年4月1日~令和2年3月31日までに取り組む必要があります。
提出書類及び添付書類 申請書ダウンロードおよび記入例はこちらから
■提出書類
・「心の健康づくり計画助成金支給申請書」(様式第1号)
■添付書類
・登記簿謄本(原本、発行日から3か月以内のもの)
※個人事業主については、開業届(控)の写し
・「メンタルヘルス対策促進員企業訪問報告書」(様式第2号)
・「心の健康づくり計画」
・事業場の労働保険概算・確定保険料申告書の写し
・「心の健康づくり計画助成金支給申請チェックリスト兼同意書」 (様式第3号)
・振込先の通帳(コピー)
・会社宛ての返信用封筒(84 円切手貼付)
郵送先
独立行政法人労働者健康安全機構 勤労者医療・産業保健部 産業保健業務指導課 宛て
〒211-0021 神奈川県川崎市中原区木月住吉町1番1号 事務管理棟
TEL:0570-783046 FAX:044-411-5531
※記事作成 2019年11月12日現在です。詳しくはご確認下さい。